颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
「……うるさい」
プレートに視線を落とし、トーストをかじると桐生颯悟は窓の向こうを見やった。彼の視線の先には黒板看板を出している早百合さん。私から見える彼の顔は斜め45度で、まつげが長く、切なそうな瞳をしていた。
そんな彼の姿に私まで胸キュンしてしまう。恋って素晴らしい。
「颯悟さん、私、お手伝いしますよ」
「なんの? コロッケもまともに作れない人が」
「颯悟さんの恋愛成就です。私が恋のキューピッドになって颯悟さんと彼女の仲を取り持っ……」
「別にそんなことキミに求めてないから。自分でなんとかするし……あっ!」
そこまでしゃべって桐生颯悟は拳を口元にあてた。
「それは、認めるってことですね? 颯悟さんが早百合さんを好きだってことを」
「ホント、うるさい。早く食べなよ。じゃないとオレが食べるよ」
「早百合さんのお手製ですもんねー」
「……っ!」
桐生颯悟にギロリとにらまれた。でもそんな真っ赤な顔でにらまれても迫力ないんですけど。私はにんまりした。桐生颯悟の弱みを見つけたから。
*―*―*
プレートに視線を落とし、トーストをかじると桐生颯悟は窓の向こうを見やった。彼の視線の先には黒板看板を出している早百合さん。私から見える彼の顔は斜め45度で、まつげが長く、切なそうな瞳をしていた。
そんな彼の姿に私まで胸キュンしてしまう。恋って素晴らしい。
「颯悟さん、私、お手伝いしますよ」
「なんの? コロッケもまともに作れない人が」
「颯悟さんの恋愛成就です。私が恋のキューピッドになって颯悟さんと彼女の仲を取り持っ……」
「別にそんなことキミに求めてないから。自分でなんとかするし……あっ!」
そこまでしゃべって桐生颯悟は拳を口元にあてた。
「それは、認めるってことですね? 颯悟さんが早百合さんを好きだってことを」
「ホント、うるさい。早く食べなよ。じゃないとオレが食べるよ」
「早百合さんのお手製ですもんねー」
「……っ!」
桐生颯悟にギロリとにらまれた。でもそんな真っ赤な顔でにらまれても迫力ないんですけど。私はにんまりした。桐生颯悟の弱みを見つけたから。
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