気づけよ、好きってことくらい。
それで、夜はあたし。


そこはさすが幼馴染。


言わなくても伝わってる。


トントン、というリズムのいい音が聞こえてくる。


…悔しいけど、かっこいい。


思わず見とれる。


「…なに、そんなに見惚れた?」
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