最恐ドクターの手懐けかた II
彼は少し思い悩むように宙を見た。
そして言う。
「ずっと好きだったな」
「……え?」
「頑張り屋で周りから好かれてる奴だって、ずっと思ってた」
「それでも……遠藤先生は私を目の敵に当たり散らしていましたよね。
何かあったら、『てめぇには興味ねぇ』がお決まりで」
私の言葉に、彼は気まずい顔をする。
こんな顔すらツボだ。
だからさらにしがみつく。
「好きだってバレたら、お前笑っただろ?
口軽いお前の仲間にバラすだろ?」