最恐ドクターの手懐けかた II
首を傾げる私に、遠藤先生は得意のドヤ顔で言う。
「ま、あいつ、ナースに嫌われていて総スカンだからな」
あんただって昔は総スカン一歩手前だったよ。
心の中で呟いた。
「あのビッチなぁ。
……困るんだよ、ああいう奴」
困った様子もなく携帯を触る柊君に、
「あんたは嬉しそうに鼻の下伸ばしてたでしょ」
みどりちゃんが言う。
……桃尻先生、前回のみどりちゃんの入院の時は酷かったよなぁ。
四六時中柊君にくっついていて。
でも、今は部屋に来る気配もない。