最恐ドクターの手懐けかた II






柊は浴槽に浸かり、じーっとあたしを見る。

その視線に恥ずかしくなって、タオルで身体を隠した。

いまだに緊張するしドキドキする。

そして身体を見られることが恥ずかしい。

特に臨月の今、お腹はせり出しでっぷりしている。

こんなあたし、何の魅力もないよね。

歴代の彼女と比べて、一番醜いよね。

そう思ってしまうのに……





「みどりの妊婦姿ももうすぐ見納めか」




奴はなにかを察したようにしみじみ言う。




「寂しいけど、嬉しいよな」



「何言ってんの」


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