最恐ドクターの手懐けかた II





廊下で会ったみどりちゃんは、少し具合が悪そうな顔をしていた。

そして、下腹部を押さえている。

それを見て、嫌な予感がした。




まさか……






「大丈夫?」



思わず駆け寄ると、



「うん……でも、お腹痛くて……」



心配そうに私を見る。

だから私は、



「先生呼んでくるね!」



大急ぎでナースステーションに戻った。

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