紅色に染まる
まだ…挑戦者がいる。


これから鉢合わせるかもしれないんだ。


もしかしたら…さっきの雅斗みたいに…


『次のフロアでは君達に試練をあげる。それがクリア出来た時に扉は開くよ。』


「んなことよりここ早く開けろ。試練だろうがなんだろうがやってやるから」


『あははっ!威勢はいいね!その威勢はどこまで続くのかなぁ?いいよ。鍵開けてあげたから進みなよ!君達の選ぶ道はどちらになるのかな…?』


「…鍵開いたみたいだし…進もう。」


そう言って私は扉の方へ進む。


「…ああ。」とだけいってハルも着いてくる。
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