愛されすぎて・・・
夜になってそろそろ帰る時間かな?って思ったんだけど・・・
真司がしたいことあるって言われて、水着から私服に着替えて、更衣室の外で待った。
真司は既に外で待っててくれてた。
「結菜」
「・・・なに」
「じゃーん!」
真司がカバンの中から取り出したのは花火!
「花火??」
「そ!海といえば花火だろ?結菜と一緒にしたいなーって思ったんだけど・・・嫌だった?」
私と一緒にしたい、なんて・・・
嬉しいに決まってるじゃん!
「別に嫌じゃないよ?」
あぁ・・・可愛くないなぁ。
「ははっ、良かった!じゃ、しよ?」
「うん」
2人で夏を過ごすのも初めてで、もちろん花火をするなんて、初めて。