愛されすぎて・・・



「・・・どうなってもしんねーからな」


どういうこと??


まぁ・・・いいや。


いきなり訳の分からないこと言うし、私は気にせず、真司のベットに座り続けた。


「そーだ!これね、私のお母さんから!真司へのクリスマスプレゼントだってー!」


中身何が入ってるのか私も全然知らずに持ってきたしなぁ・・・


「ねぇ!開けて?何が入ってるのか見たい!!」


気になるよね。


・・・でも、お母さんから真司にプレゼントなんてねぇ


しなくていいのに。


心の中で私が文句を呟いているあいだに、真司は丁寧に包装を開けて中の箱を取り出した。


「ブレスレットだ!」


お母さんなりにいいの選ぶじゃん!!


私も負けてられないね!


・・・喜んでくれるかな??


「お母さんにありがとうって言っといて?」


「うん」


「俺、なんも用意できてねーや」


それはそうだろうね。


まさか、私の親から貰うなんて予想してたら凄いもんね。




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