君が恋したのは、もう1人の私だった。
「優愛〜、美桜〜!ご飯できたよ〜!早く食べちゃいなさーい!」




目覚めとほぼ同時にやってくる母の声。




「は〜い!!今行く〜」


今返事をしたのは、私の双子の妹の優愛(ゆあ)。私と違って可愛くて、誰からも愛されてる。明るくて、人懐っこくて…。


私にないものをたくさん持ってる。
それが優愛。
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