忘れられないギターの音色

「はい。」
金田って人は
一言言うと
私の隣の席のほうへ
歩いてきた。

私は金田って人の
顔が気になりすごく
心の中の奥がすごい
モワモワした。

前髪をよけると
ニキビがたくさんあり
ゴツい感じの顔をしていた。

とか

前髪をよけると
人気俳優だった。

とか・・・

すごい楽しい
想像をしているうちに
金田って人は私の隣に
座り、私に少しだけ
頭をペコッと下げて
前をむいた。
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