突然降ってきたキセキ~今日から私がイケメンアイドル!?~
「あ、あの...私、は...」


「元気ないじゃん。俺達と遊んだら元気になるって」


3人ともニヤニヤと嫌な笑い方をしていて気持ちが悪い。逃げたいのに、こうも追い詰められると身動きが取れなかった。


「慰めてあげるからさ」


リーダーっぽいチビで小太りな人が私の腰に触れる。あまりの気持ち悪さに鳥肌が立った。



嫌...!誰か、助けて...!



恐怖のあまり声が出なくなる。身の危険を感じ腰が抜けそうになっていたら、誰かがその小太りな人の手首を掴んだ。


「...いってえ...何だ、お前」


手首を掴んだその人は───翔くんだった。


「か...翔...くん」


ジワッと涙が浮かんでくる。そこには無愛想な顔をした翔くんがいて、私はどうしようもなく安心した。


「何やってんの?」


ビックリするくらい、翔くんの怒りがチクチクと伝わってくる。
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