不合理なオフィスラブ 〜嫌いな同期との攻防戦〜

「そういえば、藤宮と言えば……ここにいたか?」


「「いいや……」」



先程まで勝手に話題にしていた人物の名に、内心ヒヤヒヤしながら俺らは頭を振った。



「「その、藤宮がどうかしたのか?」」



他の連中も同じ思いを抱いていたのか語尾が若干焦っていた。


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