Am I What Colors?ー元姫の復讐ー〈リメイク版〉




「マジで何やってんだよ、お前らは...」




はあぁぁぁと深く深くため息をつく圭太に返す言葉もない。


圭太によると、真浩がボコボコにしたのはこの辺を荒らしてまわっていたカツアゲヤンキー集団の一部だったらしい。

見かけによらずまだ中学生なんだとか。


そんな悪党集団だったから、真浩の暴行は警察沙汰になることはなくて。


今回だけは事件をまぬがれた。





「で、でも、結果的に良かった...よね?」


「良かっただぁ!?
5人中1人は全治6ヶ月の大ケガ、他の4人は手足とアバラの骨折だぞ?それの何が良いんだよ!!」


「...ハイ」


「それに咲誇、何でトラブルになる前に真浩を避難させなかった?歩だけならまだしも、お前も一緒にいたんだろ?」


「ごめんなさい...」


「歩も歩だ。毎回警察に謝りに行く零羅の身にもなれよ」


「......」




歩はムスッとしたまま、何も言わない。


圭太がこんなに怒るなんて...。


私だって、真浩があんなに危険だってことを知ってれば止めてたよ。


知らなかったから仕方ないっていう話でもないけど、私を責められても...。



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