アオハル
学校につくと生徒指導の先生が廊下にたっていた。

「何時やおもってんねん！もう3年になるんやぞ！自覚持てっ！」
鬼の人相で怒鳴る。

「しゃあないやんっ！起きたらこの時間やってんから！9時に来ないとあかん法律でもあるんか！？」と愛夢実が言う。

愛夢実はいつもこうだ。
1言われたら10言い返す。

「いつまでも屁理屈言ってたら世の中やってけんぞ！それになんやその耳！」と
先生は愛夢実の耳に付いてるピアスを指摘した。

学校の校則ではピアスが禁止になっている。

「あほや」私が呟くように言う。

「えぇー最悪…みーちゃん気づいてたんやったらさきゆうてやぁ…」

「取り上げや！その穴も塞いでこい！」

「チッ」
愛夢実は睨みながら舌打ちをした。
そして私たちはその場を後にし教科書を取りに行った。
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