君はいないのに今日も空は綺麗で、僕は泣いてしまった。



でも、そうだね。


ふたりで、いっぱい注ごう。




雪積もるこの場所で、俺達がいる場所だけがなぜか少し暖かく感じる。









「空が綺麗だね!父さん、母さん!」









「……あぁ、そうだな、うん、幸せだ」





涙ぐんだ俺に少し首をかしげて、「泣き虫父さん!」って満面の笑みをうかべる。










“空が綺麗だね”









この言葉の意味も、今度こいつにも教えてやろう。
それで、この言葉も、この幸せも、







繋がって、








届いて、











いつか、また─────







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