嘘つき怪盗と正直刑事は高校生
「ホント?、、、モウ、、ダイジョウブ?、、、、ヘイキナノ?」

花蝶の言葉が、片言になっている。

こんなところ初めて見た。

「大丈夫だよ。誰も傷ついていないから、、、落ち着いて、、ね?」

そう言っている、花風の手は、震えている。

「、、、、、ありがとう。花風。落ち着いた。」

その言葉は、ホントのようだった。

さっきのように片言じゃないし、顔も赤くない。

逆に今は、真っ青で、やけに冷静だ。

「先生、、」

今まで心配そうに見守っていた花月が声を発した。

「どんな事があっても学生に暴力を先生がふるっては、いけません!」

花月の性格に合わない言い方をする。

まるで、あいつらが悪いことをしてそれをさだめるように、、、

結局 、時間内には、間に合わなかった。

がそのかわり、青人先生を助けた功労賞が授与された。

その後は、まるで何も無かったように過ごした。


今日は、宿泊学習最終日。

昨日の夜は、楽しかった。
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