嘘つき怪盗と正直刑事は高校生
怪盗ニュース
「ハァァァァァァァァァァァ!」

「風?どうしてそんな大きなため息つくの?」

「疲れたの!!なーんでさぁ!宿泊学習帰ってから、まだ一日しか経ってないよ!なんで、また怪盗すんの!?」

「この祭典が今日で終わるからだよ。」

「でも!」 「姉さん!でもじゃない!」

「そうは、言ったって!月ー!」

「さぁさぁ時間になるよ。とっとと行ってとっとと帰ろう。」





今晩もまた、、、怪盗からの予告来ました!!!

「今夜8時に紅桜の数珠と戦火の勾玉をいただきにまいります。
PS:深愛なる3つ子へ、今宵も捕まえられないと思うけど、期待はしておきます。
怪盗フラワー♥」

「絶対に捕まえてやんよ!」

「花雲兄さん、、、頑張るぞ!」

「刑事!間もなく8時になります。」

「ありがとう!」

ザワ ザワ ザワ ガヤ ガヤ ガヤ
「なんだ?シャンデリアから花びらが、、、」

「?????なんだ?あいつらにしては、簡単な? ハッ しまった!!ダメだみんなそれは、目くらまし!」

バチ

僕は、目を開ける。

「チッ しまった!、、、いたぞ。僕の目は、夜目でよく効くんだ、、、」

3 2 1 !!!!!!!!!!!

バッサー

「予告通りいただきました。」

ヒュン ガチャ

「は?え?ははぁ~。確か刑事の、」

「花猫だ。怪盗、蝶!」

「手錠、、、外してもらってもいい?」

「嫌だね。誰が逃がすもんか!」

「ならば、、、風!月!」

バサッ バサッ バサッ バサッ

「はいはいはーい!今来ましたよー!」

え?ちょっ!は?え?えーーー!

飛んでるよ!怪盗に翼が生えてるよ!!

やっぱり天使だったの!?

「ありがとー、、、では、さようなら。」

怪盗 蝶!!!!!サヨウナラじゃないよ

「また捕まえられなかったな!」

「まぁまぁ惜しかったけど、」

「では、サヨウナラ」

「くっそ!!!!!このクソ怪盗が!!!!!!!!!!!これでもくらえっ!」

倒れていた警察官が立ち上がり、銃を、怪盗 蝶に向けて、

パンパンパン

放った。3発も、、、そして見事に

「あらあらまあまあ。顔に傷がついちゃった~。まぁ今回は、」

パンパン

トランプ銃で、銃を向けた警察官に撃った。

したら、顔面のすぐ横に止まった。警察官は、腰を抜かした。

「これで済ませてあげる。感謝してね。次は、無いから、、ハハ、、、頑張ってね♡」

仲間と、一緒に帰って行った。

「まっさか、撃つとはね、、、」

花雲がどこかを見て言う

「、、、顔、、、傷ついてたね、、、、、、」

花猫が残念そうに、怪盗の去っていった方を向いていう。

「そうだね、、、」

花策の目は何を見ているかわからない。

「今日もここの館長調べるか、、、」

面倒くさそうに、花雲が言う。

「そうだね、、、」

またどこを見ているのか分からない目で言った花策。

「そう、、、だね、、、」

残念そうに、悔やむように花猫が言う。



バサッバサッバサッバサッ

「ねぇ、姉さん、、、それ痛くないの?」

心配してるな~。

「大丈夫だよ。全然痛くない。てか捕まっちゃった私が悪いんだし。」

「まぁ、帰ったら手当だな。」









「姉さんは、寝た?」

「うん。寝たぞ。寝る前に、話したいことがあるんだがいいか?花月。」

「改まってどうしたの?花風姉さん?」

「あのな?今日の花蝶の傷、、、全然痛くないって言ってたじゃないか?だけどな、あれ傷の深さが、3センチぐらいあって普通じゃわめいている筈なんだが、、、あいつは、汗ひとつかいていなかった。大丈夫だと思うか?花蝶。」

「思わないよ。花風姉さん、、、」

「明日からどうするかね、、、」

「ねー、、、」

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