嘘つき怪盗と正直刑事は高校生
次男と蝶が出会っていた頃別の場所では



パチ、パンパン暗くなった。

紙吹雪が降ってくる。何かが起こる。

なんだ?なんだ?

俺が今いるところは、3階の宝石エリア。

蒼の宝石を護っている。

ジーーー。

ジュジュ妙な音がする。

「おいみんな気を引き締めていけよ!」

シーン

後ろ振り返ってみると皆寝てる。

はっ!宝石は良かったーまだあった!

ひとつ瞬きした瞬間、、、え?ない?どこだ?

あっいたー

「あー!!!!!待てこらくそ怪盗!!!!!」

「バーガ待てって言われて待つやつおるか馬鹿者が!!!!!」

うわっ口悪っっでも正論、、、

あっ窓から出る気だ!

「ダメだー!」

走る速度をMAXにした。

やっと怪盗の前に行けた!

「ハァハァゼィゼィやっと追いついた」

え?なんも返事がない!え?なんで?

俺見て凍りついてんの?意味わかんねー!

「どうしたの?おーい!」

我に帰ったよう

だーーー!!??

またまた違う窓から大ジャンプ

ちょっと待ってここ3階だよ!

したら羽が生えていたんだけど、

「私に追いつけたこと誉めてやろうしかし醜いことで手に入れられたこの宝石を取り返すのを邪魔されたことには、腹が立つ !
まぁ知らなかったようだから許そうではないか花雲君?ではまた捕まにおいで、花雲君。君の名前を知っていて私の名前を知らないのは、不公平だな?私の名前は、怪盗、風だ!ではまた!さようなら!」

俺は、その場に座り込んだ!
あいつが喋っているあいだずっと俺は、あいつに見とれていた。

正直綺麗だった。怪盗、風か、、、

いいねぜってー捕まってやんよ!




またまた別の場所では

はー、、、もうやだもう僕眠いんだけど!

怪盗ホントやだ迷惑ー!!!!!


パチ、パンパン

「きゃー!やっヤダー!」

ほんとヤダヤダ暗いところやだー!

壺なんかもうどうでもいいし、もう逃げるー出口どこ?

「君、、、大丈夫?出口までは、無理だけど窓際まで連れてっていこうか?」

その人は僕の手を握ってくれた。女の人みたいだな?

優しそうな声、、、

「ありがとうございました。」

僕は、頭を下げた。

「いいよ」

と言った次の瞬間、バサッ窓が空いてカーテンがなびく。

「え?何?え?まさか君怪盗?」

怪盗の顔が見えた。
怪盗は、僕の顔を見て悲しそうに笑った。
え?何?

「残念ねー花策君、、、君刑事さんなんだね。敵だね。自己紹介だけしてくよ!私の名前は、怪盗、月、、、じゃあね刑事さんまた捕まえに来てねー!」

窓から出た。

え?待ってそこは、、、翼が見える。

天使の翼が見える。凄い、凄いな!うわー

「わかった!絶対捕まえてみせる!!!!!」



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