嘘つき怪盗と正直刑事は高校生

「「「ただいまー!!!!!」」」

シーン

家には、誰もいない。

私たちには、親がいないのだ。

だから、私たちの世界は、怪盗生活と、姉妹で結成している。

だからなのか花風は、強くあろうとして、強い女性を演じている。

確かに、力や喧嘩は、強いが、とってもメンタルは、弱いのに､､､

わざわざそんな演技をする花風を私は、姉さんとは、呼ばない。

私がするのは、時々愚痴を聞いてあげるか、慰めるしかしない､､､

いやそれしかできないのだ､､､

花月は、私たち姉に心配をかけたら迷惑になると思ったのだろう怪盗生活が始まる前からずっと笑っている。

でも、本当は、とても弱いのだ。

確かに気遣いができ、姉の異変には、すぐ気づく子なのだが、

その分の誰にも打ち明けられないことをよく溜めるだから私たちがよくその溜を抜いてあげなければならない。

私は、こんな二人の家族を持ち大変なのだが、この二人がとっても愛らしいのだ､､､


…私の妹は、よく溜め込む。

確かに花月もよく溜めるがその時は、姉が対処してあげられる。

私には、妹がいる。だから溜め込んでも、聞いてくれる妹がいる。

だけれども、妹に心配をかけられない、姉の面倒を見ているから心配は、かけられないと、思っている真ん中の私の妹は、どうなる？

溜め込んで溜め込んでいつか爆発してしまうかもしれない､､､

そして溜め込んでいることや、大事なことまで忘れてしまうかもしれない。

私たちには、何も出来ない。だからせめて会話をしなければならないのだ。

「姉さんきいてきいてー！」

「ハイハイどうしたの？花月？」

「あんね、今日怪盗したところで、3つ子くんの1人の、花策君に会ったよー!!!!! 」

「あーそれなら私も、その3つ子くんの花､､､花雲に会ったな､､､」

「なーんだみんな会ってたんだ！よかった私だけかと思ったよ！私も、花猫くんにあったよ。」

「それでさーどう思った？」

「それねー」
「なんかね～」
「やっぱり」

「「「惚れちゃったわー」」」

三人揃った！

「なんかかっこよかった」

「「花月､､､それなー☆」」

「でも、私たちが怪盗ってことは、内緒だからね！分かった？」

「ラジャー!!!!!花蝶！」

「OK！花蝶姉さん！」






「ただいまー！」
「､､､」
「たっだいまー」

「はーい！おかえりー！」

「母さん俺らちょっと二階で話し合いしてくるわ！」

「はい分かったわ」…

「で？なに？花雲兄さん？」

「聞いて驚け？なんと俺怪盗、風に会っちゃいましたー！」

「へーソウナンダ（棒」

「なに？その反応の薄さは!!!!!まぁまぁそんでそんで、惚れちゃいました！/////」

「フーンソウナンダじゃねえよ！なんで惚れるの？まぁ僕もだけど､､､怪盗、月に惚れちゃって､､､/////」

「へー僕らすごくない？以心伝心？ちなみに僕も惚れたから､､､怪盗、蝶に､､､/////」

「やっぱ俺らすごくね？」

「惚れた原因は？」

「聞くの？聞くの？」

「やっぱねー､､､」

「めっちゃ可愛かったから!!!!!」

「､､､だよねー！」

「そうと決まればこれから追っかけ回すぞ！えいえいおー!!!!!」


「まぁまぁあの子達ったら賑やかねー」