消えぬ想いを胸に抱き
月曜日
週末があけ、

クラスにはいると

土曜日にいた人達に囲まれました。

すると、一人(なぎな)が

「ねえ、あの先輩とどうやって知り合ったの?」

ときいてきました。

一瞬戸惑った私に

なぎなは私の筆箱を乱暴に掴み

「このキーホルダー、壊すよ??」

と言いました。

そのキーホルダーは私が先輩に貰った大切なものでした。

「わかった…。」

そう小さくうなずき、

なぎなはまた私の筆箱を乱暴に置くと教室からでていきました。
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