消えぬ想いを胸に抱き
11月
しかし、

学校である変化がありました。

友達の私に対する態度がおかしいのです。

どうにも私を避けているようでした。

わけがわからずぽかんとしてしまった私に
放課後クラスのこが教えてくれました。

「貴方が仲のいい高校生の先輩の友達は"不良"なのよ。だからみんな貴方に近寄らないのよ。嫌なら不良なんかと仲良くするのはやめたら?私からの忠告よ。私が貴方と会話するのはこれが最後ね。」

と。

先輩が不良なわけないじゃない。

そういいたかったけれど、

のどにつまって出てきませんでした。
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