小悪魔な彼



「小森くんっ…!」


私は咄嗟に部屋から出ていく小森くんを呼び止めた。


「なんですか?」


「学校行ったら,ちゃんと保健室行くんだよ?わかった?」


そう私が言うと
小森くんは少し驚いて


「可憐さんは心配性ですね。
わかりました。行きます。」


また目尻を下げて笑った。


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