小悪魔な彼


私は無意識に杉山くんにズイッと迫っていた。


「すぐ戻るならば…」


「あはは。じゃあデート開始〜♪」


しまった…
また乗せられたよ…


杉山くんは私の隣で何やら話していたけど
そんなの聞けるわけがなく


私はショーウィンドウに映る自分の姿を見つめた。


「顔,暗っ!」


「ん?何か言った?」



「いや,何も。」


一人ツッコミするとは…
相当疲れてるな,私。




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