小悪魔な彼


「いい加減離れろ!!」


…と力ずくで小森くんを押し退けた。


―ドンッ!


その勢いで小森くんはまたベッドに肩を強打。


「いってぇー…」


あ…またこの作戦か?

ふん。もうこの手に乗るもんですか!
私だって学ぶっつぅの。


「あのね,もうそんな手に落ちませんから。」


―シーン…


あら?あらら??


いつもなら何か言ってきそうなのに…


< 99 / 338 >

この作品をシェア

pagetop