小悪魔な彼


右肩に左手を乗せたまま動かない小森くん。


私はそろーりと近付いて覗き込んだ。

すると…


「マジ…痛いんすけど…」


「え!?ちょっ…大丈夫!?」


そして小森くんはそのままズルズルとその場に倒れた。


嘘でしょ?やばいじゃん…

やばすぎじゃん!!!


「待ってて!すぐ誰か呼ぶか…」


「…いい。」


「へっ??」


突然小森くんは私のパジャマの裾を掴んだ。



< 100 / 338 >

この作品をシェア

pagetop