君は俺を好きにならない。
そうして段々と、俺たちの繋がりは深くなった。

君は無意識に俺を表に出してくる。

そして君は俺に、「君のことが知りたい」と言った。

そうして俺たちは、ノート上でも会話をするほど仲良くなった。



そんな中で、俺たちの考えが根本的に違うことに気づく。


どうでもいいものを切り捨てられずに抱え込み、裏切りを経験する「君」と、傷つかないために相手を切り捨てる「僕」。


でも、俺たちはこうでなければお互いを補填し合うことが出来ないことも分かっていた。
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