若頭


それにしても此処が理事長室ですか、というかよく見ればここの階の全てが理事長室とは贅沢なものですね?(黒笑)


コンコンッ


「はーい、どうぞ〜」


チッ


さてと入るとしますか。


『失礼します。本日此方に転入した四葉早輝と四葉時雨です。クラスと寮の場所等の確認に来たのですが・・・。』


「あぁ。お前らか…。クラスは3Sで寮の場所は門から出て右に真っ直ぐ行った所だ。30分程で着く。お前らの部屋は同じにしてある。

それと、族の奴らとは全く正反対の場所にしたから安心しろ。

他に質問は?」


質問・・・。ん?鍵のことは聞いておくか…。


『いえ。特にないので…。また、出来ましたら質問しに来させて頂きます。

あぁ、それと質問はないんですけど一つだけ聞かせて下さい。私達の部屋の鍵ってどうなってますか?もしかしてない感じでしょうか?』


「あ、悪い。」


なんだ?この人今まで散々会話しといて忘れてただと?まぁ、仕方ないが…。


チャリ


『ありがとうございます。失礼しました。』


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