あたし彼女

お風呂から

出た

アタシ

トモが


『素っぴんも

可愛いよ』


笑いながら

言う



言ってんの?

どうせ

この顔だって

カヨ

なんでしょ?

嬉しくないし


『トモも

入りなよ』

『うん

そうだね』

『アタシ

先寝てるから』

『早いね』


トモが

風呂場に

向かう



アタシは

寝室に

向かう



ベッドには

あの

ピンクの枕は

無い



ぷっ

トモったら

隠したんじゃん

一応

気使ったのかな

別に

いいのに

それでも

トモの

一つ一つの

言葉や

行動が

アタシの

心を

揺るがす

トモの

ベッドに乗る

トモの

匂いに

包まれる

バカみたい

これだけでも

アタシは

まだ

嬉しくて

そして

辛い


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