雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。





それなら......



「私も、死にたい...」



自然と口から出た、この言葉。




バッと私の体を離され、太陽と重なった視線。




「なに、言って、ん、だ?」




透き通った綺麗な目から涙が止まり、戸惑った声で言葉を紡いだ。




「太陽と、一緒にいたいの...っ」




これが、私の本当の想い。



きみがいない世界なんて、考えられない。



私の隣には、いつもきみがいたんだから。



< 228 / 259 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop