雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。





「だい、じに.....するっ、」




大事にする。
絶対に、なくさない。



このネックレスは、太陽が私の傍にいてくれてるっていう印だから―――。




「それは、嬉しい。
選んだ買いがあった」




そう言って、私の顔を見ながら、嬉しそうにクシャリと微笑んだ。




その顔を見ると、自然とこっちまで口元が緩んでしまう。




「太陽」




私が最愛の人の名前を呼ぶと、太陽は、慈愛に満ちた瞳でゆっくりと片手を私の頬に添えた。


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