雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。




「美雨?」



「私、太陽のこと信じてるよ?
太陽が何を不安に思っているのか、わからないけど、私は太陽のことを信じてるよ。」




ちゃんと、太陽のことはわかっているから。
だから、安心して。




少しでも太陽の不安が消えるのなら。
私は、何度だって言うよ?




すると、私が握っていた手を離し、私の背中に両腕をまわした。




.............っ!



私.....太陽に抱きしめられてるっ



なん、でっっ




太陽の顔を見ようと、顔を上げようと思ったのと同時に、私の肩に太陽の頭が落ちてきた。


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