太陽と花
「俺明日また戻るから残念だな。1回しかできなくて。あ、今からもう1回やる?」
「いや!」
私はつい大きな声を出してしまった
「おい、なにそんな嫌がってんだよ!」
そう言って彼は私を殴る
「痛っ…」
なんでよ
なんで私がこんな目に合わなきゃいけないの
なんでよ!
「おい、なんだその目は!あ?」
そう言って私の腕を引っ張り地面に叩きつけお腹を蹴った
「うっ…」
なにしてんだろう私
そうじゃん
私は自分の意思を持っちゃいけないんだ
従わなきゃ
「ごめんなさい。ごめんなさい。許してください。」
「最初っから素直に従えばいいんだよ!顔の傷はうまくごまかしとけ。もし言ったらどうなるか分かってんだろうな?」
「はい。わかりました。」