お前は俺だけの女だからな




    それから、次々と、御来店される、お客様たちに、それぞれの求めるジュエリーを、御提案し探し、それをお買い求めいただけることを嬉しく思うのと同時に、今まで以上に、やりがいを感じていた。





    そう強く認識し、私の気持ちは、すでに決まっていた。





    以前、副社長とディナーした時にいただいた連絡先をスマホから探すと




   自然と番号を打っていた。




   私の決めた答えを、きっと副社長は尊重してくれるはず。



 
  そう祈りながら………
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