恋桜は 咲き誇る 上巻
「もしかして、俺のこと」
「ゴメン!帰るね!」
もう耐えられない。

帰ろうと、走ったが
「待って!桜!」
奏君に手を掴まれた。

「離して!」
と、後ろを向いたとき。
抵抗するのを止めるかのように、キスされた。
心臓がうるさくなる。
まただ。
2回目のキス、しちゃった。
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