恋桜は 咲き誇る 下巻
家に帰る時は、奏に送ってもらった。
もう、熱は下がったみたいだった。
手も、繋いだ。
ドキドキしたけど、嬉しかった。

数日後の学校。
奏が来ていた。

嬉しかった。
ずっと心配していたから。

「望月が戻ってきたし、練習するぞ!」
「おぉー!」
みんな、すっかり練習になれて、やる気満々だった。
< 11 / 34 >

この作品をシェア

pagetop