恋桜は 咲き誇る 下巻
「キスしても、良い?」
「え。い、いいよ」
私は真っ赤な顔で、そう言った。
すると、奏がキスしてきた。

学習室で二人きりでいたなんて、すっかり忘れていた桜だった。

大好き。奏。
幸せな時間だった。
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