恋桜は 咲き誇る 下巻
来週の月曜日。
朝の登校時間に、奏は来なかった。
どうしてだろう。
不安がよぎる。

しかし、朝のホームルームで理由が分かった。
「望月は、熱で休みな。高野、見舞いに行ってやれ」
「分かりました」
見舞いかー。

ん?
お見舞い?
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