永遠の愛を(番外編も完結)
先輩は服を着替えていた。

「今から病院?」

「今日と明日は試験勉強をするよう祖母にも言われてるので行きません。先輩は今からお出かけ…ですか」

「いや、だったら俺も試験勉強でもしようかな。良かったら美麻も一緒にやらない、リビングで」

だったら?……しかも、一緒に?

深い意味がないのはもちろん分かってる。

だけど、どうしても先輩といることに罪悪感を感じてしまっている私は

「ありがとうございます。…。でも今日はもう少しゆっくりしたいので部屋で少し休んでからします。」

そう言ってしまった。

誘ってくれているのを、断るのも私にとってはものすごく勇気のいることだった。

「そっか…じゃあ俺はリビングにいるから、もし解らない問題があったらいつでも聞きにきて。って偉そうに言って俺も答えられるか分かんないけどな。」

「…ありがとうございます。」

何だか申し訳ない事をしてしまった気がして、私は先輩の顔もちゃんと見れずそそくさと部屋に向かった。
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