永遠の愛を(番外編も完結)
「悪いけど、俺らそろそろ行くわ。」

「ああ、引き止めて悪かったな。また連絡するからみんなで会おうぜ。」

「ああ、そうだな。じゃ…」

そう言って私の手を引き歩き出そうとした岡田くんをさっきの彼女が引き止める。

「岡田くん!」

岡田くんが振り返ると彼女は「…またね!」と微笑んだ。

「…おぉ、またな」

ぺこっと皆に頭だけ下げた私に射抜くような彼女の視線が突き刺さっていた。

歩き始めた背後でその彼女の声がわずかに聞こえた気がした。

「…あんたなんて全然大したことないんだから」

ボソッと呟くように言われたその言葉は、私にしか聞こえなかったかもしれないし、私以外の人にも聞こえたかもしれない。

私は何も聞こえなかったふりをして岡田くんに手を引かれるままその場を去った。
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