永遠の愛を(番外編も完結)
「…ごめんな、あいつら。騒がしくてさ」

彼らから離れてすぐに岡田くんがそう言ったから、私は笑って大丈夫、と答えた。

そのあとは、お互いにしばらく黙ったまま歩き続けた。

私は元々お喋りな方でもないし、岡田くんと二人きりのこの状況にそもそも慣れてない。

この先、慣れそうな気もしなかった。

相手が好きな人だったら………

というか、そもそも異性を好きになった事すらない。

だからそんな想像は出来ないはずなのに、なぜかある人の顔が一瞬浮かびそうになって慌てて消した。

違う…先輩のことはそんなんじゃ、ない。

ふと視線を感じ隣の岡田くんにちらりと視線を向けると、岡田くんと目が合った。

と思ったら今度は勢いよくバッと目線をそらされた。
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