永遠の愛を(番外編も完結)
なんとなく気まずい空気が流れた。
彼の表情は向こう側を見ているので何も見えない。
すると無言で歩き続けていた岡田くんが急に立ち止まった。
「ごめん、喉乾いたから飲み物買ってくる。幸田さんも何か飲む?」
「ううん、私は喉乾いてないから」
「そう。じゃあ少しだけここで待ってて」
そう言って近くにあった自販機に向かった岡田くんの背中が人混みで見えなくなった。
私は端のフェンスに寄りかかるように手を乗せ、人混みに背を向けた。
走り去っていく車をぼんやり眺めながら大きな息を吐いた。
吐き出された息はフワフワした半透明の綿菓子のようで、風に流されながら消えていく。
新しい年を迎え晴れ晴れとした気持ちとは程遠い今の自分。
なぜ、こんなにも心が寒くて寂しい気持ちになるのだろう。
何度目かになる大きな息を吐き出したその時、私の肩を誰かが叩いた。
彼の表情は向こう側を見ているので何も見えない。
すると無言で歩き続けていた岡田くんが急に立ち止まった。
「ごめん、喉乾いたから飲み物買ってくる。幸田さんも何か飲む?」
「ううん、私は喉乾いてないから」
「そう。じゃあ少しだけここで待ってて」
そう言って近くにあった自販機に向かった岡田くんの背中が人混みで見えなくなった。
私は端のフェンスに寄りかかるように手を乗せ、人混みに背を向けた。
走り去っていく車をぼんやり眺めながら大きな息を吐いた。
吐き出された息はフワフワした半透明の綿菓子のようで、風に流されながら消えていく。
新しい年を迎え晴れ晴れとした気持ちとは程遠い今の自分。
なぜ、こんなにも心が寒くて寂しい気持ちになるのだろう。
何度目かになる大きな息を吐き出したその時、私の肩を誰かが叩いた。