永遠の愛を(番外編も完結)
店の入り口ドアが開いた。

顔を上げると、急いで来たのか息を切らした唯ちゃんが店内を見回していた。

そして私と目が合うと、安心したような笑みを見せこちらへ歩いてきた。

「ごめんね、待った?」

唯ちゃんが私の前の椅子を引き腰をおろす。

「ううん、私もついさっき着いたとこだから。」

「そっか、良かった。でも、ごめんね。わざわざこんな時間にここまで出て来てもらって。用事とかあったんじゃない。大丈夫だった?」

あの後、まだ仕事中の唯ちゃんとは連絡先だけを交換し、唯ちゃんの仕事が終わってから再度会う約束をした。

本当はヨシおばあちゃんの退院祝いにご飯でも食べに行こうかと言われていたけれど。

今夜には東京に戻る為、また今度…となると次いつ唯ちゃんと会えるか分からない。
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