永遠の愛を(番外編も完結)
「楽しかった?」
慶斗さんに聞かれて、「うん、とても。」と答えると今度は「まだ帰りたくなかった?」と聞かれ彼を見る。
運転中の彼は、ちらりと一瞬だけ私に目を向けるとまたすぐに正面を見て「なんだか寂しそうな顔してるから。」と苦笑した。
「…う、ん。少しだけ、ね。」
素直にそう答えると、慶斗さんの手が伸びてきて私を慰めるように頭をよしよしと撫でられた。
「またすぐに会えるよ。いつでも帰って来ればいいんだからさ。待ってる人が沢山いるこの街に。」
優しい彼の言葉が私の心を慰めてくれる。
「…うん、そうだね。ありがとう慶斗さん。」
「ん。だけど少しだけ妬けるな。俺といる時にそんな顔されるとさ。」
と、少しだけ拗ねた子供のような顔を見せた慶斗さんが可愛いと思った。
「ふふ、ごめんね。だけど、私が帰る場所は慶斗さんのところだから。永遠に…」
自分でも大胆なことを言いすぎてしまった恥ずかしさで、そのままさらりと聞き流して欲しかったのに、そのタイミングで信号が赤になる。
車が停止し、彼との視線が交差した。
片手だけでハンドルを握った彼と視線を絡め合わせたまま私の方へと近づいてくる慶斗さん。
彼の手が首筋に伸びグッと彼の方に引き寄せられたと同時に、耳に流れ込んできた愛しい人からの愛の言葉に、どうしようもないほどに心が震えた。
「…俺の帰る場所も、永遠に美麻の所だよ。愛してる。」
FIN
慶斗さんに聞かれて、「うん、とても。」と答えると今度は「まだ帰りたくなかった?」と聞かれ彼を見る。
運転中の彼は、ちらりと一瞬だけ私に目を向けるとまたすぐに正面を見て「なんだか寂しそうな顔してるから。」と苦笑した。
「…う、ん。少しだけ、ね。」
素直にそう答えると、慶斗さんの手が伸びてきて私を慰めるように頭をよしよしと撫でられた。
「またすぐに会えるよ。いつでも帰って来ればいいんだからさ。待ってる人が沢山いるこの街に。」
優しい彼の言葉が私の心を慰めてくれる。
「…うん、そうだね。ありがとう慶斗さん。」
「ん。だけど少しだけ妬けるな。俺といる時にそんな顔されるとさ。」
と、少しだけ拗ねた子供のような顔を見せた慶斗さんが可愛いと思った。
「ふふ、ごめんね。だけど、私が帰る場所は慶斗さんのところだから。永遠に…」
自分でも大胆なことを言いすぎてしまった恥ずかしさで、そのままさらりと聞き流して欲しかったのに、そのタイミングで信号が赤になる。
車が停止し、彼との視線が交差した。
片手だけでハンドルを握った彼と視線を絡め合わせたまま私の方へと近づいてくる慶斗さん。
彼の手が首筋に伸びグッと彼の方に引き寄せられたと同時に、耳に流れ込んできた愛しい人からの愛の言葉に、どうしようもないほどに心が震えた。
「…俺の帰る場所も、永遠に美麻の所だよ。愛してる。」
FIN


