永遠の愛を(番外編も完結)
まっすぐにヨシおばあちゃんの家に戻るものだと思っていたのに、先輩は門を出ると家とは逆方向に曲がろうとした。

「あれ、先輩?」

と言って立ち止まると

「ああ、悪い。ついでにコンビニ寄っていい?」

コンビニは私の家から徒歩5分ほどの距離にある。

「はい…」

二人で歩きながら、先輩に話しかけた。

「先輩…」

「…ん?」

「あの……大変申し訳ないのですが、コンビニの中では他人のフリをして頂いてもいい、ですか?」
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