永遠の愛を(番外編も完結)
とても言いにくいことを言い切った私の顔を先輩が 何故?” という表情で見ていた。


「いや、あのすみません。…」

「俺と知り合いだと困るの?恥ずかしい?」

先輩の声のトーンが心なしか、寂しそうにも聞こえた。

「恥ずかしいなんて、滅相も無いです。誤解を招く失礼な言い方をしてごめんなさい。…正直に言いますね。」

「う、ん。なんか怖いけど、正直に言って。」

「えっーとですね…先輩は人気があるので、もし一緒にいるところを誰かに見られたりでもしたら、噂になってしまうからです。」

「それって困るの?」

まさかの質問に驚いて、つい力んで言ってしまった。

「困りますよ!!」と。
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