隣にいてもいいですか?
それから1時間くらいテレビを見ていると、
____♪__♪_____
「あれ?悠太からだ。」
電話がきた。
「チッ。」
隣から舌打ち聞こえたんですけど…!!
うるさいってことか!
あっち行きますよ!
リビングから出て、電話に出た。
「もしもし」
『もしもし、柚希?体調は大丈夫か?』
「うん!大丈夫だよ!熱も下がったし!」
『そうか、良かった…。』
大空とは比べ物にならないくらいの、
安心してくれてるこの声。
聞けばわかる。
「ありがとうね、悠太。」
『そんな。とんでもない。
あのさ…』
「うん?」
『今日、会えないかな?
………あ、ダメだよな、ごめん。』
「ううん、ダメじゃないよ!元気なんだって!
いつどこに行けばいい?」
『ほんと?
それじゃあ、6時に中央通りのカフェに。』
「分かった!
じゃあまた後でね!」