車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

その後は、早川兄ちゃんに送ってもらい
俺達は、日向兄ちゃん宅にそのまま向かった。

翌日。
学校が終わると自宅に帰り着替えて荷物を持つ。
車椅子バスケのやっている総合体育館に向かった。

ウォーミングアップをしていると
工藤キャプテンが集まるように言ってきた。

「今週の土日に開始される関東カップ 
車椅子バスケボール大会の出場枠が発表された。
その上でレギュラーを決めたぞ」

関東カップ車椅子バスケボール大会?

「関東カップって……何だ?それ?」

俺は、不思議そうに質問した。

「いくつかある車椅子バスケの頂点を決める
大会の1つだ。
ここ以外も何ヵ所かに同じバスケチームがある。
ちなみに去年の大会は、我々が優勝した!」

優勝!?

「他にも日本車椅子バスケボール選手権大会
全国ジュニア選抜大会など、たくさんの
大会があり、勝ち進むと全国だけではなく
パラリンピックの選手としても選抜される。
気合を入れてやるように」

「それでだ……今回の出場枠なんだか
今回も12チーム。
我々『東京フェニックス』の他に2位だった
『千葉タイガーズ』も参加決定らしい」

工藤キャプテンは、出場リストを見せて
そう言ってきた。

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