車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「かしこまりました」
このレストランのオーナーだろうか?
にこやかに対応してくれた。
いつものって……もしかして
常連なのか?
案内をされた場所は、VIPルームだった。
広い個室になっており、大きな窓ガラスには、
夜景が一望出来る。
夜景には、東京の景色だけではなく
東京タワーが見えていた。
キラキラとライトが照らされて綺麗だ。
まるで、夢の国にまだ居るみたいだ。
「うわぁ~綺麗……」
「マジすげぇ~!!」
俺も千花も感動していた。
すると早川兄ちゃんは、ニコッと笑った。
「気に入ってくれたのなら良かった。
今日は、無理やりデートのお邪魔をしたから
お詫びにね。
たまには、こんな思い出もいいだろ?」