車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
早川兄ちゃん……。
俺達のことを気遣って?
思わない気遣いに
申し訳ない気持ちと嬉しくなる。
「ありがとうございます。
凄く素敵です」
千花は、お礼を言った。
こんなことをしてもらって逆に悪いぐらいだ。
すると美堂が
「どうでもいいんだけど……腹が減った。
早く食べたいのだけど」
興味なさげに言ってきた。
美堂……お前な。
「アハハッ……海利は、花より団子かな?
そうだな。ディナーを食べようか」
早川兄ちゃんは、そう言うとオーナーらしき人に
持って来るように頼んでくれた。
すると美味しそうなご馳走がたくさん並んだ。
「うわぁ~マジすげぇご馳走ばかり」